ビタミンDは油に溶ける脂溶性ビタミンのひとつ。食べ物から摂取する以外に、1日30分ほど日光浴をすると皮膚内のプロビタミンDからビタミンDが作られます。腎臓などの体内でビタミンDはより有効性の高い活性型ビタミンDに変えられ、私たちのカラダの中でもある程度作り出せるビタミンなのです。
ビタミンDは丈夫で健康な骨を作る働きをします。ビタミンDは古い骨から新しい骨の代謝を活性化させるだけでなく、その活性化に必要なカルシウムを血液の中に運搬するために、腎臓でのカルシウムの再吸収を促すのです。更にビタミンDは腎臓からのカルシウム排出を抑えながら、骨の代謝を邪魔する副甲状腺ホルモンを抑制します。この多様性の働きをするビタミンDは、ビタミンAと同様にホルモンに分類されることもあるのです。ビタミンDは腸管でのカルシウム吸収を助けてくれる、骨の健康にとっても頼もしい栄養素なのです。
ビタミンDを多く含む食品は、魚介類が多く、しらす干し、鮭、メカジキ、鮪、さんま、うなぎ、カツオなど。食材が旬のときにが栄養もたっぷりです。カルシウムの吸収を促進するビタミンDが不足すると、血液中のリンとカルシウムのバランスが取れなくなり、骨がもろくなってしまいます。これが骨粗しょう症です。そうならないためにも普段から、バランスのとれた食事とサプリメントでしっかり栄養を補給しておきたいですね。