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日本のカルシウム不足事情

なぜカルシウムが不足しやすいのか

カルシウムは栄養素の中でも一番吸収しにくい成分といわれています。含有量のトップバッターである牛乳で体内吸収率50%。小魚が35%、野菜は18%なのです。牛乳の場合、600ccが1日に必要な摂取量なので、吸収率を考えると、
600cc÷50%=1200cc
つまり、牛乳だけでカルシウムを摂るには、1日に1200ccって紙パックの牛乳を1本以上も飲むことになります。普段の食事で、栄養バランスを考えて食べていますという人でも、思ったより吸収されていないのです。

土がやせている

関東平野は火山灰土でできていて、アメリカが日本を占有したときに土壌の調査をし、あまりの性質の悪さにびっくりしたという話もあるほど。日本の土壌はほとんどが火山灰の土地で、サラサラしていて水はけがよく、米作りに適していても、酸性でマグネシウムやカルシウムをあまり含んでいないのが現状。火山灰の土を通る水にもあまり含まれていないので、私たちがカルシウム不足になる原因となっているのです。

サムライであるがゆえ

欧米人に比べて、日本人は乳製品を食べることが少ないこともカルシウム不足の原因の一つなのです。欧米諸国は「農耕と牧畜」を基礎に欧米食を作り上げ、日本では「農耕と狩猟」を基礎に和食の文化を作り上げました。和食にはない、チーズ、ヨーグルト、バターなどの乳製品を欧米人は昔から調理して食べ続けてきたので、普段からカルシウムを摂取できていることになります。和食にも、昆布やわかめなどの海草や小魚、大豆製品の豆腐などから摂ってきましたが、吸収率においては乳製品にはかなわないところでもあったのです。

 
 
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